説明
ハイドンの初期鍵盤作品らしい、明るく開放的な響きが特徴のパルティータです。ギャラント様式の軽妙な旋律運びと、まだ簡素だった当時のチェンバロ書法の名残が同時に感じられ、後年の交響的な発想へと発展する前段階の作風を味わえます。11分を超える長さの中で複数の楽章の性格を描き分ける必要があり、粒立ちの良いタッチが映える一曲です。
バロック時代の組曲形式の作品。様々な舞曲が連なり、バッハのパルティータは鍵盤音楽の最高傑作とされる
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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