説明
1826年、ショパンが16歳の頃にドイツ民謡の旋律を主題として書いた変奏曲です。作品番号を持たない習作的な位置づけながら、主題の性格を活かした装飾的な変奏が展開され、若き作曲家の技巧的な意欲がうかがえます。後年の洗練された作風の前段階として興味深い一曲で、演奏時間は8分近くに及びます。民謡らしい素朴な主題が変奏を経て多彩な表情を見せます。
主題と変奏形式で書かれた作品群。一つのテーマが様々な形に変化していく様子を楽しめる
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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