説明
変ニ長調の穏やかな低音の反復音型を土台に、その上でしだいに精緻な装飾が積み重ねられていく子守歌です。全体を通してごく弱い音量を保ちながら、細やかな走句や装飾音を美しく描き分ける必要があり、静けさの中にこそ高度な技巧が求められる曲想です。演奏時間は4分弱、1760音ほどの規模ながら、繊細なタッチコントロールを要する上級者向けの作品です。
特定の感情や情景を描いた「性格的小品」を収録。ベートーヴェンのバガテル集など、短編ながら個性豊かな作品が並ぶ
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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