説明
マズルカやポロネーズなどポーランドの舞曲を得意としたショパンが、スペイン起源のボレロのリズムを取り入れた珍しい一曲です。1833年、まだ20代前半の頃の作品で、華やかな走句や大きな跳躍を伴う技巧的な書法が続き、演奏時間8分、5千を超える音符が詰め込まれています。演奏機会は決して多くありませんが、異国的なリズムへの関心とヴィルトゥオーゾ的な側面をあわせて感じられる、上級者向けの意欲作です。
特定の感情や情景を描いた「性格的小品」を収録。ベートーヴェンのバガテル集など、短編ながら個性豊かな作品が並ぶ
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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