← 曲一覧に戻る
クラヴサン奏法

クラヴサン奏法 第1前奏曲

フランソワ・クープラン (1716)

音ゲーで遊ぶ
難易度初級
難易度スコア2 / 10
演奏時間0:50
ノート数164
調ハ長調
拍子2/2
音域G1 – G4
様式バロック

説明

フランソワ・クープランの演奏法指南書『クラヴサン奏法の技術』(1716年)に収められた第1前奏曲です。この本は指使いや姿勢、装飾音の扱いなど、クラヴサン(チェンバロ)を弾くための実際的な心得をまとめたもので、そこに学習者のための前奏曲が添えられています。当時のクラヴサン演奏における即興的な導入部の書法を示す作品です。

2分の2拍子。50秒・164音というまとまりの中に、装飾音や自由なアルペッジョ的な動きが織り込まれています。音数は少なく、一つひとつの音とその装飾が、語るような間合いでつながっていきます。フランス・バロック鍵盤音楽の呼吸を体感できる一曲です。

初級レベルで、音域はG1からG4までのちょうど3オクターブに収まります。拍にとらわれすぎない自由な語り口を探る練習にもなりますが、自由に弾くにはまず拍の骨組みを知っておく必要があります。再生速度を落として装飾音がどの拍に掛かっているかを確かめ、楽譜表示で装飾記号と実際の音を見比べてから、少しずつ間合いを自分の呼吸に近づけていきましょう。

クープランが1716年に出版した鍵盤楽器の演奏法に関する教本。技術指導とともに、即興的な8つの前奏曲も収められている

「クラヴサン奏法」の曲一覧を見る →

楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

フランソワ・クープラン (1668-1733)

フランス・バロック期を代表する作曲家で、音楽一家クープラン家に生まれ「大クープラン」の異名で知られています。ルイ14世に仕えた宮廷音楽家として、優雅で装飾豊かなクラヴサン(チェンバロ)音楽を数多く残しました。教則書「クラヴサン奏法」は当時の演奏習慣を伝える貴重な資料でもあります。本サービスにはその序奏部にあたる4つの前奏曲を収録しています。

クープランの作品一覧を見る →