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ピアノ小品

優しい嘆き

ジャン=フィリップ・ラモー (1724)

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難易度中級
難易度スコア5 / 10
演奏時間3:02
ノート数660
調ニ短調
拍子3/4
音域C2 – C6
様式バロック

説明

1724年出版のラモーのクラヴサン曲集より「優しい嘆き」です。同じ曲集の「タンブーラン」のような舞曲とは対照的に、繊細な装飾音と息の長い旋律線が、切々とした情感を伝えます。題名のように具体的な性格や情景を示す標題を持つ小品は、クープランらと並ぶフランスのクラヴサン音楽の特色でした。

ニ短調の4分の3拍子。繰り返し戻ってくる主題の間に別の部分が挟まれるロンド形式で書かれており、主題が戻るたびに同じ嘆きの旋律が聴き手を迎えます。約3分で660音ほど。音の密度は控えめで、ゆったりした3拍子の中で旋律がよく歌います。

中級レベルで、音域はC2からC6のちょうど4オクターブで、61鍵の鍵盤に収まります。技術的な速さよりも、フランス・バロック特有の細かな装飾(アグレマン)を旋律の流れを壊さずに丁寧に弾き分ける技術が求められます。再生速度を落として装飾音の数と入るタイミングを確かめ、A-Bループで主題の一節を繰り返すと、静かな哀愁を帯びた表情を落ち着いて身につけられます。

特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764)

フランス・ディジョン出身のバロック期の作曲家兼音楽理論家です。和声理論書「和声論」で近代和声学の基礎を築いた一方、クラヴサン曲やオペラ=バレエで華麗な作品を数多く残しました。舞曲的なリズムと機知に富んだ描写性が持ち味です。本サービスには「タンブラン」や「優しい嘆き」、「未開人たち」の3曲を収録しています。

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