説明
アルフレッド・H・ピースは、19世紀後半のアメリカで活動したピアニスト・作曲家です。作品の多くは当時の家庭やサロンで弾かれたピアノ曲や歌曲でした。この「アマリリス」の作曲年や経緯は確認できていません。なお、日本でよく知られる「アマリリス」(アンリ・ギースの「ルイ13世の歌」)とは別の曲です。
ホ長調の4/4拍子。演奏時間は3分弱、音数は1398で、1秒あたり8音を超える密度の高い曲です。音域はD1からA7までと7オクターブ近くに及び、鍵盤の両端近くまで使い切ります。華やかな装飾的パッセージで鍵盤全体を駆け回る、19世紀の演奏会用小品らしい書き方です。
上級レベルです。速い音型を鍵盤の広い範囲にわたって正確に弾くことと、その中から旋律を浮かび上がらせることの両方が求められます。音の多い箇所は再生速度を大きく落とし、手の色分けで旋律と装飾がどちらの手にあるかを確かめてください。難所はA-Bループで短く区切り、少しずつ速度を上げて原速に近づけます。最低音のD1と最高音のA7を弾くには88鍵が必要です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
アルフレッド・H・ピース (1838-1882)
アルフレッド・H・ピースは1838年から1882年に活動したアメリカの作曲家です。19世紀後半のサロン音楽を担った一人で、優美な旋律を持つ小品を多く残しました。本サイトにはワルツ「Amaryllis」を収録しており、詳しい経歴は限られますが、当時の家庭音楽で親しまれた作風がうかがえます。
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