説明
6/4拍子の大きな拍で書かれた、ラヴィ・クマールの2005年の前奏曲です。前奏曲(プレリュード)はもともと本題に入る前の導入として弾かれた曲種ですが、ショパン以降は独立した小品の名前としても広く使われるようになりました。作曲者や作曲の経緯について確かな資料は見つかっていないので、以下は楽譜データから分かることに絞ります。
6/4拍子は1小節に4分音符6つを置く拍子で、3つずつの2拍としても、2つずつの3拍としても感じられる、ゆったりとした大きな拍子です。調は登録データにありません。演奏時間は4分強、音数は712で、1秒あたりの平均は3音弱。音域はG♯1からちょうど4オクターブ上のG♯5までに収まっています。
音の密度が低めの中級曲なので、速さよりも6/4拍子の大きな拍の流れを途切れさせないことが課題になります。原速で聴いて拍のまとまり方をつかみ、手の色分けで左右の役割を確かめてから練習を始めてください。難しい箇所は再生速度を落としてA-Bループで繰り返すと安定します。最低音のG♯1は61鍵の範囲より下にあるため、61鍵で弾く場合はその音をオクターブ上げてください。
特定の曲集に属さない前奏曲を集めたカテゴリ。バッハから近現代まで、様々な作曲家による短く印象的な作品が並ぶ
「前奏曲」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ラヴィ・クマール
ラヴィ・クマールは詳しい経歴が広く伝わっていない作曲家です。本サイトには「Unfixed」「Flat」「Lani」など8曲を収録しており、短く簡潔な題名が並ぶことから、現代的な感覚で書かれた小品群であることがうかがえます。資料は限られますが、収録曲数の多さから多彩な作品を残していることが分かります。
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