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ピアノ小品

ラドイスカ

ロドルフ・クロイツェル

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難易度中級
難易度スコア6 / 10
演奏時間0:50
ノート数293
調変ロ長調
拍子2/4
音域A#1 – A#5
様式古典派

説明

「ラドイスカ」は、舞踏会のために新しく書かれた旋律ではなく、オペラの舞台から旋律を借りてきた、4分の2拍子の歯切れのよい変ロ長調の舞曲です。19世紀半ばにダブリンのデュヴァルが出版した『ランサーズ・カドリーユ』第2集に収められており、4組の男女が四角形で踊るこのダンスは、当時オールマックスなどロンドンの社交場で流行していました。曲名の「ラドイスカ」は、ヴァイオリニスト・作曲家ロドルフ・クロイツェル(1766〜1831)が1791年にパリで初演したオペラ『ロドイスカ』に由来し、楽譜が作曲者としてクロイツェルの名を掲げているのも、この旋律が彼のオペラから採られているためと考えられます。ピアノ用に編んだ人の名は記されていません。

変ロ長調の2/4拍子。演奏時間は50秒ほど、音数は293のコンパクトな曲です。2拍子のきびきびした歩みの上に旋律が乗り、音域は低い変ロ音(B♭1)からちょうど4オクターブ上の変ロ音(B♭5)までに及びます。踊りの区切りに合わせた、均整の取れたフレーズで組み立てられています。

中級レベルで、1秒あたり6音ほどの速さがあります。2/4拍子の軽さを保つには、1拍目に重さをかけすぎず、細かい音を粒をそろえて弾くことが大切です。再生速度を落として音の並びを確かめ、速い音型はA-Bループで繰り返してから原速に戻してください。最低音のB♭1は61鍵の範囲をわずかに下回りますが、オクターブをずらせば61鍵でも全音を弾けます。

特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

ロドルフ・クロイツェル (1766-1831)

フランスのヴァイオリニスト・作曲家で、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」を献呈されたことで知られます。パリ音楽院でヴァイオリンを教え、今もヴァイオリン学習者が使う『42の練習曲』を残しました。オペラも多く書き、1791年初演の『ロドイスカ』は彼の名を広めた作品です。本サービスには、その旋律による19世紀半ばの舞曲集『ランサーズ・カドリーユ』の一曲「ラドイスカ」を収録しています。

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