説明
1853年、シューマン最後期に書かれた7曲からなる小品集です。フゲッタ(小フーガ)の形式を用いた対位法的な書法が特徴で、晩年のシューマンが傾けたバッハへの深い関心がうかがえます。各曲は比較的短くまとめられており、フーガ的な書法に不慣れな聴き手にも親しみやすい構成となっています。演奏時間は18分ほどで、静謐な思索性を感じさせる作品です。
バッハに影響を受けて作曲された対位法作品を収録。厳格な形式の中に各作曲家の個性が光る
作曲家について
ロベルト・シューマン (1810-1856)
ドイツ・ツヴィッカウ出身のロマン派を代表する作曲家です。文学的な感性を音楽に投影した詩的な作風が特徴で、妻クララ・シューマンも著名なピアニスト・作曲家でした。子供や家庭のための教育的なピアノ曲集「子供のためのアルバム」は、平明ながら詩情豊かな小品として親しまれています。本サービスには同曲集から複数曲を含む63曲を収録しています。
シューマンの作品一覧を見る →