説明
1885年、サティが10代の終わりに書いた初期のピアノ作品です。後年の風刺的で簡潔な作風が確立する以前の曲であり、当時流行していたサロン風ワルツの影響を残した、やや感傷的で華やかな旋律運びが見られます。演奏時間は2分ほどと短いながら、多くの音数が詰め込まれているため、テンポ感を保つ技巧が求められる上級者向けの作品です。
優雅な3拍子のワルツを集めたカテゴリ。ショパンの演奏会用ワルツをはじめ、様々な作曲家によるワルツ作品が並ぶ
作曲家について
エリック・サティ (1866-1925)
フランス・オンフルール出身の作曲家で、モンマルトルのキャバレーで活動しながら独自の音楽美学を追求した異色の存在です。過剰な感情表現を排したシンプルな音楽やユーモラスな作品タイトルで知られ、後のミニマル・ミュージックやアンビエント音楽にも影響を与えました。本サービスには「自動記述」や「痩せたダンス」など65曲を収録しています。
サティの作品一覧を見る →