説明
ト長調の伸びやかな響きを持つこの「エア」は、他の同種の小品よりも音符数が多く、旋律の装飾や声部の絡み合いが密になっています。バロック期の器楽曲らしい規則的な拍節の中で、右手の細かな音型が滑らかに連なり、上級者向けの技巧が求められます。演奏時間も2分近くとやや長めで、細かい音型を均一なタッチで弾き切ることが曲の輝きを引き出す鍵となります。
バロック時代に書かれた「アリア」を収録。歌うような旋律線が特徴で、声楽曲だけでなく鍵盤独奏の変奏主題にも用いられた
作曲家について
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (1685-1759)
ドイツ・ハレに生まれ、後にイギリスに帰化したバロック期の作曲家です。オラトリオ「メサイア」やイタリア風オペラで名声を博し、鍵盤音楽でも数多くの組曲やソナタを残しています。同時代のバッハと並び称される存在で、旋律の親しみやすさと堂々とした様式美が特徴です。本サービスにはガヴォットや協奏曲、ソナチネなど72曲を収録しています。
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