説明
前作のハ長調のデュエッティーノと対をなす、同時期に書かれたと考えられる二重奏形式の小品です。ト長調の明るい響きの中で、古典派らしい端正な旋律線とアルベルティ・バス風の伴奏が展開されます。音数が多く指の動きも忙しいため、テンポを乱さずに均質な音を保つ丁寧なコントロールが必要で、姉妹作と続けて弾き比べることで様式の理解も深まる、上級者向けの一曲です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
ムツィオ・クレメンティ (1752-1832)
イタリア・ローマに生まれ、若くしてイギリスに渡り、ロンドンを拠点にピアニスト・作曲家・楽器製造業者として活躍しました。「ピアノ奏法の父」とも呼ばれ、教則本「グラドゥス・アド・パルナッスム」やソナチネ集は今日も学習者の定番教材となっています。本サービスには童謡の変奏やハイドン・モーツァルトの旋律を用いた小品など36曲を収録しています。
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