説明
C.J.ブラウン(1947〜2016)が2008年に書いたピアノ曲です。楽譜は作曲者の許可を得て自筆譜から浄書され、Mutopia Projectで公開されています。トッカティーナは「小さなトッカータ」の意味で、指の動きを途切れさせずに聴かせる鍵盤曲の伝統的な名前です。経歴の資料は多くありませんが、同じ作曲者の曲は本サイトにほかにも収録されています。
調号はシャープ2つ、3/4拍子で、約2分10秒に759音を収めます。左手は冒頭から、低い嬰ヘの上で嬰ハとニを行き来する8分音符の音型を繰り返し、曲の土台となるオスティナートを作ります。右手も8分音符の動きが中心で、ときどき4分音符や2分音符の長い音で旋律を浮かび上がらせます。響きは嬰ハと嬰ヘを軸に回り、最後も低い嬰ヘで終わります。
中級向けです。速いパッセージで華やかさを見せる曲ではなく、同じ8分音符の刻みを均等なまま弾き続ける持久力が課題になります。左手の反復が重くなったり走ったりしないよう、まず再生速度を落として左手だけを聴き、手の色分けで右手の旋律との重なり方を確かめるとよいでしょう。音域はC#3からB5で、61鍵の電子ピアノにも収まります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
「ピアノ小品」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
チャールズ・ジョン・ブラウン
詳細な経歴資料が乏しい作曲家ですが、本サービスには「トッカティーナ」を収録しています。生没年や活動地域についての確たる記録は残されていません。
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