← 曲一覧に戻る
前奏曲

前奏曲 Op.31-2

シャルル=ヴァランタン・アルカン (1846)

音ゲーで遊ぶ
難易度中級
難易度スコア4 / 10
演奏時間4:59
ノート数846
作品番号Op.31 No.2
音域F1 – F5
様式ロマン派

説明

アルカンの「25の前奏曲」Op.31に収められた第2曲です。44秒ほどで終わる第1番と対をなすように、ここではより長い時間をかけて瞑想的な世界が広がっていきます。曲集の2曲目にして、早くも第1番とはまったく異なる性格を見せる一曲です。

持続する低音の上に静かな旋律が重なり、内省的で祈りのような雰囲気を醸し出す点がロマン派らしい書法です。演奏時間は約5分、音数は846で、1秒あたり3音に満たないゆったりとした密度です。音域はヘ1からヘ5までで、低音側に大きく広がっているため、61鍵の鍵盤ではそのままだと最低音域が足りませんが、オクターブをずらせば全音を弾けます。

難易度は中級ですが、演奏時間が長めなので、音の減衰や間の取り方に集中力が求められます。音数が少ない分、一音一音の響きが長く残り、低音を保ちながら上声の旋律を濁らせない配慮が必要です。A-Bループで一つのフレーズを繰り返し、低音が鳴っている間に旋律をどこまで歌えるかを確かめると、曲の呼吸がつかめてきます。

アルカンが作曲した前奏曲集。技巧的な難しさとロマン派らしい濃密な音楽性を兼ね備えた、知る人の少ない隠れた名品

「前奏曲」の曲一覧を見る →

楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

シャルル=ヴァランタン・アルカン (1813-1888)

フランス・パリ出身のピアニスト・作曲家で、ショパンやリストと同時代に活躍しながらも、隠遁的な生涯を送ったことで知られています。超絶技巧を要する作品群で知られ、和声的な独創性と大規模な構成力を兼ね備えた作風が特徴です。本サービスには「前奏曲集」Op.31から2曲と、軽快な技巧曲「トッカティーナ」Op.75を収録しています。

アルカンの作品一覧を見る →