説明
同じくアルカンの「25の前奏曲」Op.31に収められた第2曲です。第1番と対をなすように、ここではより長い時間をかけて瞑想的な世界が広がっていきます。持続する低音の上に静かな旋律が重なり、内省的で祈りのような雰囲気を醸し出す点がロマン派らしい書法です。中級レベルながら演奏時間は長めなので、音の減衰や間の取り方に集中力が求められる作品です。
アルカンが作曲した前奏曲集。技巧的な難しさとロマン派らしい濃密な音楽性を兼ね備えた、知る人の少ない隠れた名品
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
シャルル=ヴァランタン・アルカン (1813-1888)
フランス・パリ出身のピアニスト・作曲家で、ショパンやリストと同時代に活躍しながらも、隠遁的な生涯を送ったことで知られています。超絶技巧を要する作品群で知られ、和声的な独創性と大規模な構成力を兼ね備えた作風が特徴です。本サービスには「前奏曲集」Op.31から2曲と、軽快な技巧曲「トッカティーナ」Op.75を収録しています。
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