説明
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739〜1813)はボヘミア出身で、ウィーンを拠点に活躍した古典派の作曲家です。ハイドンやモーツァルトと同時代の人で、交響曲や室内楽のほか、家庭で弾かれる鍵盤楽器の小品を数多く残しました。このロンドOp.42-1もそうした鍵盤作品の一つです。
ハ長調、4分の2拍子。ロンドの名の通り、親しみやすい主題が、間に別の部分を挟みながら何度も戻ってくる構成です。2拍子の軽快な歩みに乗って、右手の動きの多い旋律を左手の簡素な伴奏が支える、古典派らしい明快な書法です。約1分、370音の短い曲で、音域はG2からC6までと61鍵に十分収まります。
中級者向けで、短い時間の中に音が詰まっているため、指をそろえた明快なタッチと安定した拍が求められます。主題が戻ってくるたびに同じ形で弾ける安定感が、ロンドを聴かせる鍵です。再生速度を落として右手の動きを確かめ、主題の部分をA-Bループで繰り返し練習してから、全体を通してテンポを上げていくとよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル (1739-1813)
ヨハン・バプティスト・ヴァンハルは1739年から1813年に活動したボヘミア出身の作曲家で、ウィーンを中心に多数の交響曲や室内楽を手がけた古典派の作曲家です。ハイドンやモーツァルトとも親交があり、四重奏を共に演奏したという逸話が伝わっています。多作な作曲家として知られ、当時のウィーン音楽界で高い人気を誇りました。本サイトには小品「Rondo」を収録しています。
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