説明
ルートヴィヒ・ミンクス(1826〜1917)はウィーン生まれの作曲家で、ロシアの帝室劇場でバレエ音楽を数多く手がけました。「ラ・バヤデール」は1877年にサンクトペテルブルクで初演された、マリウス・プティパ振付のバレエです。古代インドを舞台に、寺院の舞姫ニキヤと戦士ソロルの恋、そしてソロルを婚約者に迎える領主の娘ガムザッティとの対立を描きます。
第2幕は、ソロルとガムザッティの婚約を祝う宴の場面です。この曲はその幕の音楽をピアノで弾くもので、ニ長調の6/8拍子で書かれています。6/8拍子は1小節を大きな2拍で数える、弾むような流れを持つ拍子です。演奏時間は4分弱、音数は970で、音域はE2からA6までと高音域を広く使います。
中級レベルで、1秒あたりの音数は4音ほどです。バレエ音楽は踊りのための拍が明確なので、6/8の2拍の流れを崩さないことが何より大切です。4分近い長さがあるため、曲想の変わり目で区切ってA-Bループで部分練習し、再生速度を少しずつ上げて原速に戻してください。手の色分けで旋律と伴奏の分担を確かめると、譜読みも早く進みます。音域は61鍵に収まります。
バレエ音楽をピアノ独奏用に編曲した作品を収録。アダンの「ジゼル」やミンクスの「ラ・バヤデール」など、舞台の情景を鍵盤上で再現できる
「バレエ音楽」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
レオン・ミンクス (1826-1917)
レオン・ミンクスは1826年から1917年に活動した作曲家で、オーストリア出身ながら主にロシアとパリでバレエ音楽を手がけました。代表作「ラ・バヤデール」は東洋趣味を交えた華やかな作風で知られ、今日も上演が続く古典バレエの一つです。本サイトには同作から1曲を収録しています。
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