説明
メンデルスゾーンの「3つの幻想曲(奇想曲)」作品16の第2曲、スケルツォ ホ短調です。性格の異なる3つの小品からなる曲集の中で、この第2曲はスケルツォとして、軽やかに動き回る音楽になっています。
ホ短調、4分の4拍子。妖精が舞うような軽やかな運動性を持つ作品で、彼が後に書いた「真夏の夜の夢」の音楽にも通じる幻想的な雰囲気を漂わせています。短調でありながら重さよりも軽さが前に出るところに、メンデルスゾーンのスケルツォらしさがあります。
上級レベルで、本サイトの音源では演奏時間が7分を超え、音数も2097音と多く、上級者向けの俊敏な技巧が求められます。軽やかなタッチを保ちながら速いパッセージを弾き抜く技術が鍵となり、力を入れすぎると曲の性格が失われます。音域はE1からB6まで。再生速度を落とし、A-Bループで短い区間ごとに指の動きを固めてから、少しずつテンポを上げていくのが確実です。
諧謔的な性格を持つ「スケルツォ」形式の作品を収録。ショパンの4つのスケルツォなど、軽妙さと劇的な迫力を併せ持つ
「スケルツォ」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
フェリックス・メンデルスゾーン (1809-1847)
フェリックス・メンデルスゾーンは1809年から1847年を生きたドイツ・ロマン派を代表する作曲家です。幼少期から神童として知られ、忘れられていたバッハの音楽の復興にも貢献しました。ピアノのための「無言歌集」は歌うような旋律を持つ性格的小品として広く親しまれており、本サイトには同集から7曲を収録しています。
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