説明
ヘ短調で書かれた、単一楽章としては彼の作品中でも最大規模を誇る幻想曲です。荘重な行進曲風の序奏に始まり、劇的な緊張と抒情的な安らぎが大きなスケールで交錯しながら、13分に及ぶ演奏時間の中で一つの物語のような流れを描き出します。7千を超える音符数が示すとおり、体力・技巧・構成把握力のすべてを要する大曲で、上級者にとっても挑戦的な一曲です。
自由な形式で書かれた即興的な性格を持つピアノ作品を集めたカテゴリ。バッハからショパン、ベートーヴェンまで幻想的な発想が生かされている
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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