説明
ブラームス自身が「わが悲しみの子守歌」と呼んだ、晩年の内省的な3曲からなる間奏曲集です。第1曲にはスコットランド民謡の詞が添えられており、静かな哀愁を帯びた旋律が全曲を貫いています。派手な技巧よりも柔らかな音色とフレージングが問われる、成熟したブラームスの語法を味わえる作品です。1892年に作曲され、演奏時間は17分ほど、音符数は5000を超える程度に抑えられており、音数の少なさが逆に一音一音の重みを際立たせます。ピアノ小品というジャンルにふさわしく、advancedレベルの深い音楽性が試される曲集です。
ブラームス晩年のピアノ小品集。深い叙情性と内省的な美しさが特徴で、ロマン派ピアノ音楽の最高峰とされる
作曲家について
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
ドイツ・ハンブルク出身の作曲家で、シューマン夫妻に見出されて頭角を現し、ウィーンを拠点に古典的な形式美とロマン派的な情感を融合させた作風を確立しました。生涯独身を貫き、交響曲や室内楽に加えて、晩年には内省的なピアノ小品を数多く残しています。本サービスには間奏曲やワルツ、バラードなど25曲を収録しています。
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