説明
クレメンティの「6つのソナチネ」Op.36第1番ハ長調の第2楽章です。第1楽章の軽快さとは対照的に、78秒・473音でゆったりと歌う旋律を聴かせる緩徐楽章にあたります。レガートで旋律をつなぎ、伴奏との音量バランスを整える力が問われる一曲で、次の終楽章への静かな橋渡しとなっています。ソナチネ全体を通して弾く際には、この楽章での落ち着いた表現力が作品の完成度を大きく左右します。
ソナタ形式を学ぶための小規模なピアノ作品集。演奏時間が短く、ソナタへの入り口として親しまれている
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ムツィオ・クレメンティ (1752-1832)
イタリア・ローマに生まれ、若くしてイギリスに渡り、ロンドンを拠点にピアニスト・作曲家・楽器製造業者として活躍しました。「ピアノ奏法の父」とも呼ばれ、教則本「グラドゥス・アド・パルナッスム」やソナチネ集は今日も学習者の定番教材となっています。本サービスには童謡の変奏やハイドン・モーツァルトの旋律を用いた小品など36曲を収録しています。
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