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前奏曲

前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」

セルゲイ・ラフマニノフ (1892)

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難易度上級
難易度スコア10 / 10
演奏時間2:47
ノート数1,725
作品番号Op.3 No.2
調嬰ハ短調
拍子4/4
音域C#1 – B6
様式ロマン派

説明

1892年、ラフマニノフが19歳のときに書いた前奏曲で、「幻想的小品集」作品3の第2曲にあたります。モスクワでの初演直後から爆発的な人気を得て、彼の名を一躍知らしめました。ただし作曲者本人は、演奏会のたびにこの曲をアンコールで求められることに生涯うんざりしていたと伝えられています。

嬰ハ短調の4拍子。冒頭、3つの音からなる重い動機が最低音域で鳴らされます。鐘の響きを思わせるこの動機が全曲を支配します。中間部では速い三連音が嵐のように駆け抜け、再現部では冒頭の動機が4段の和音として轟音で戻ってきます。最後は残響の中に静かに沈んでいきます。

上級とされるのは、厚い和音を連続して鳴らす体力と、その中で音を濁らせない技術が要るためです。和音は指で叩かず、腕の重さを落として鳴らすこと。ペダルは和声の変わり目で確実に踏み替えること。そして中間部の速い部分では、和音の厚みから一転して軽い音型へ切り替える必要があります。

ラフマニノフの前奏曲集。深い抒情性と技巧的な華麗さを兼ね備えたロマン派ピアノ音楽の傑作

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943)

ロシアに生まれ、ロシア革命後は欧米に移住して活動した後期ロマン派を代表する作曲家兼ピアニストです。豊麗な旋律と重厚な和声、ロシア的な鐘の響きを思わせる音響が特徴で、ピアノ協奏曲第2番などが広く知られています。数多くの「前奏曲」も名品として親しまれています。本サービスにはOp.23の前奏曲から9曲と、出世作となったOp.3-2「鐘」を収録しています。

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