説明
10代のブラームスがシューマンと出会う前に書き上げた初期の代表作です。ショパンのスケルツォを思わせる劇的な緊張感と、若さゆえの激情が渦巻く音楽で、後年の重厚な作風の萌芽も感じられます。中間部の抒情的な旋律と外枠の荒々しい主題の対比が聴きどころ。9分におよぶ演奏時間と6000を超える音数が示すとおり、体力と表現の幅を両立させる技巧が求められる上級者向けの作品です。
諧謔的な性格を持つ「スケルツォ」形式の作品を収録。ショパンの4つのスケルツォなど、軽妙さと劇的な迫力を併せ持つ
作曲家について
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
ドイツ・ハンブルク出身の作曲家で、シューマン夫妻に見出されて頭角を現し、ウィーンを拠点に古典的な形式美とロマン派的な情感を融合させた作風を確立しました。生涯独身を貫き、交響曲や室内楽に加えて、晩年には内省的なピアノ小品を数多く残しています。本サービスには間奏曲やワルツ、バラードなど25曲を収録しています。
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