説明
ノクターンという形式そのものを生み出したジョン・フィールドの第5番、変ロ長調の作品です。1817年に書かれ、後にショパンが大きな影響を受けたと言われる歌うような右手旋律と、静かに支える左手の伴奏音型が印象的です。夜の静けさを思わせる落ち着いた曲想が全体を貫き、過度な劇的展開を避けた穏やかな抒情性が持ち味です。中級者向けとされ、装飾的な旋律線を滑らかに歌わせる表現力が鍵となります。
ショパンの代表的なジャンル。夜の静けさや詩的な雰囲気を表現した、美しく抒情的なピアノ曲集
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ジョン・フィールド (1782-1837)
アイルランド・ダブリン出身のピアニスト・作曲家で、ロシアのサンクトペテルブルクやモスクワを拠点に活躍しました。叙情的な旋律と伴奏音型を特徴とする「夜想曲(ノクターン)」というジャンルを創始した人物として知られ、後のショパンにも大きな影響を与えています。本サービスには「夜想曲第5番」H.37を収録しています。
フィールドの作品一覧を見る →