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ノクターン(夜想曲)

ノクターン 第5番 変ロ長調 H.37

ジョン・フィールド (1817)

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難易度中級
難易度スコア5 / 10
演奏時間4:23
ノート数1,074
作品番号H.37
調変ロ長調
拍子12/8
音域A#1 – A#6
様式ロマン派

説明

アイルランド出身のジョン・フィールドは、のちにショパンが受け継ぐ「ノクターン」という曲種を最初に打ち出した作曲家です。第5番 変ロ長調 H.37は1817年に出版され、フィールドのノクターンのなかでもよく弾かれる一曲です。歌う右手と、広く分散した和音で支える左手という組み合わせが、ここではすでに完成した形で示されています。

変ロ長調の8分の12拍子。ひとつの小節を4つの大きな拍で数え、それぞれの拍が3つに分かれる、ゆったりと揺れる拍子です。右手は装飾を交えながら長い旋律を歌い、左手は低音から広い音域にわたる分散和音で和声を支えます。音数は右手より左手のほうが多く、伴奏が絶えず動いて響きを支えていることが分かります。演奏時間は約4分20秒です。

難易度は中級です。1秒あたりの音数は4音ほどで速さの負担は小さく、課題は音量のバランスにあります。手の色分けを見ると、左手の分散和音が右手より多くの音を担っています。その左手を旋律より小さく、しかし途切れずに弾けるかが鍵です。ペダルの踏み替えで響きを濁らせないよう、楽譜表示で和声の変わり目を確かめながら練習するとよいでしょう。音域はB♭1からB♭6までで、オクターブをずらしても61鍵(C2〜C7)には収まりません。

ショパンの代表的なジャンル。夜の静けさや詩的な雰囲気を表現した、美しく抒情的なピアノ曲集

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

ジョン・フィールド (1782-1837)

アイルランド・ダブリン出身のピアニスト・作曲家で、ロシアのサンクトペテルブルクやモスクワを拠点に活躍しました。叙情的な旋律と伴奏音型を特徴とする「夜想曲(ノクターン)」というジャンルを創始した人物として知られ、後のショパンにも大きな影響を与えています。本サービスには「夜想曲第5番」H.37を収録しています。

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