説明
1872年頃、アルカン晩年に書かれたピアノ小品です。「トッカティーナ」の名の通り、鍵盤を軽やかに滑らせるような細かい音型が絶えず動き続け、演奏には高い機動性が求められます。上級者向けで音数も多く、指の独立性と正確なリズム感を試される一方、決して重厚になりすぎない透明な響きを保つ点にアルカンらしい洒脱さが感じられます。技巧を披露するための曲としても人気があります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
シャルル=ヴァランタン・アルカン (1813-1888)
フランス・パリ出身のピアニスト・作曲家で、ショパンやリストと同時代に活躍しながらも、隠遁的な生涯を送ったことで知られています。超絶技巧を要する作品群で知られ、和声的な独創性と大規模な構成力を兼ね備えた作風が特徴です。本サービスには「前奏曲集」Op.31から2曲と、軽快な技巧曲「トッカティーナ」Op.75を収録しています。
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